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【開運】チク毛症(Chikumousyo)についての告白【厄払】

つい先日から
「とりあえずお友達から始めてみましょう」
ということで始まった秋と私の関係ですが、
最近既になんだか少しいい雰囲気を感じなくもありません。 
食欲の秋、芸術の秋、スッポンツの秋、など様々に表現される秋でございますが、
私にとっては春夏秋冬、色欲の四季です。
  
私です。
    

さて、
思春期の頃の私に想いを馳せてみましょう。
中高生の頃の私は、乳首に毛が生えることが恥ずかしいと感じる多感な男子でした。
体育の男性教師のポロシャツから剛毛が突き抜け出でている様には、
一体どういう了見だ!と憤りさえ感じていたのを覚えております。
故に定期的に自らの乳首パトロールをしては見つけ次第引っこ抜いておりました。
やがてそれはそもそもの発端である「羞恥」の感情を超え、
日常の習慣となっていきました。
 
       
ところで人は不運な出来事に遭遇した際、
その不条理の原因を何かに求めたくなるものです。
  
  
ある時、私の身に喜ばしくない出来事がおこりました。
具体的な内容などは覚えていない、今にして思えばなんということもない出来事だったと思います。 
しかし当事者たる当時の私にとっては災厄と呼べるものであったのでしょう。
どこにぶつけていいのかも分からぬ憤り、
原因の突き止めようもない悲運に無条件降伏しかけたその時です。
あたかも人智を超えた存在に誘われるかのように
自らの乳首を確認する私がいました。
  
生えていたのです。
     
日頃から丁寧な処理をしていたにも関わらず、
チク毛(chikumou)が生えていたのです。
   
それは当然でしょう。
生えてくるからこそ抜くのです。
抜いて尚生えてくるからこそまた抜くのです。
延々と繰り返してきた日常、ただそれだけのことです。
 
しかしその時の私にはそうではなかった。
私はやり場のない怒りや悲しみや喪失感や諸々のザラついた感情を、
その一本の毛にぶつけました。
   
二十歳をいくぶんか過ぎた頃でしたでしょうか…
 
抜きました。
 
 
 
それからというもの、
チク毛(chikumou)を抜くという行為は私にとって一種の呪術めいた意味合いを持つ様になっていきました。
ここぞという時にはゲン担ぎの如く抜きました。
おかげで就職もできました。 
プレゼンの前には抜きました。
おかげで新規獲得できました。
  
   
ところで人は「あたりまえ」に慣れてくると、
大切にしていたものごとをおそろかにしてしまうことがあります。

 
ここ数年、私はチク毛を抜くことを蔑ろにしていました。
そのことを猛省し、
昨夜、丁寧に全毛除去いたしましたことをみなさまに知っていただきたく、
こうして一文をしたためている次第であります。
 
どうでもいいですか?
ありがとうございます。
honki01.jpg
 
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